不破雷四郎第一部 ~夫婦円満
…
…
う~ん…
貴史が目を醒ますと病室らしい場所でベットに横たわっていた。
気が付いた?
そう声を掛けたのは妻の由美である。
由美…様…
調教の成果で貴史は由美に対して名前に「様」をつけ、敬語で話すようになっていた。
ここは?
太陽の会が運営している病院よ。
私はどうしたんですか?
初音さんに殴りかかろうとしたのは覚えている?
え、ええ。
激昂して思わず取り乱してしまって…
貴史はその時の事を思うと何故か居たたまれない気持ちになった。
すんでのところで雷四郎様があなたを制止したの。
で、あなたの自然矯正は無理だと判断して、この病院に運んだのよ。
この病院で何を?
さっきから身体のあちこちに違和感があるのと関係しているんですか?
もちろん関係あるわ。
まずあなたの男性器…オチンチンとキンタマは切除したわ。
正確に言うと切除したのはキンタマだけ。
オチンチンは海綿帯を抜き取って根元を縫合して埋め込んだの。
亀頭を逆さに捻って埋め込んだから女性の尿道とクリトリスの位置関係のようになっていて、
尿道の上に裏筋が露出するようにしたから、そこを刺激すれば性的快感は得られるようになっているの。
後は女性ホルモンの投与と脳の闘争心を司る部分に細工したそうよ。
お医者さんはこれで怒ることが殆んどなくなると言ってたけど…どう?
確かに知らぬ間にそれだけの仕打ちをされたにも関わらず怒りの感情は全く沸かない。
今まで虐げて来た由美や部下、それにビジネスライバルに申し訳ない気持ちと、
この仕打ちが自分への罰として当然といった気持ちで一杯だった。
はい…確かに怒る気持ちより、由美様や会社のみんなに申し訳ない気持ちの方が強いです。
うふふ、それは良かったわ。
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う~ん…
貴史が目を醒ますと病室らしい場所でベットに横たわっていた。
気が付いた?
そう声を掛けたのは妻の由美である。
由美…様…
調教の成果で貴史は由美に対して名前に「様」をつけ、敬語で話すようになっていた。
ここは?
太陽の会が運営している病院よ。
私はどうしたんですか?
初音さんに殴りかかろうとしたのは覚えている?
え、ええ。
激昂して思わず取り乱してしまって…
貴史はその時の事を思うと何故か居たたまれない気持ちになった。
すんでのところで雷四郎様があなたを制止したの。
で、あなたの自然矯正は無理だと判断して、この病院に運んだのよ。
この病院で何を?
さっきから身体のあちこちに違和感があるのと関係しているんですか?
もちろん関係あるわ。
まずあなたの男性器…オチンチンとキンタマは切除したわ。
正確に言うと切除したのはキンタマだけ。
オチンチンは海綿帯を抜き取って根元を縫合して埋め込んだの。
亀頭を逆さに捻って埋め込んだから女性の尿道とクリトリスの位置関係のようになっていて、
尿道の上に裏筋が露出するようにしたから、そこを刺激すれば性的快感は得られるようになっているの。
後は女性ホルモンの投与と脳の闘争心を司る部分に細工したそうよ。
お医者さんはこれで怒ることが殆んどなくなると言ってたけど…どう?
確かに知らぬ間にそれだけの仕打ちをされたにも関わらず怒りの感情は全く沸かない。
今まで虐げて来た由美や部下、それにビジネスライバルに申し訳ない気持ちと、
この仕打ちが自分への罰として当然といった気持ちで一杯だった。
はい…確かに怒る気持ちより、由美様や会社のみんなに申し訳ない気持ちの方が強いです。
うふふ、それは良かったわ。