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ごめんね。彼があなたには触らせるなって… ~変貌する妻

普段の久美の姿も変化してきた。それまで、家に居るときは色気のないジャージなどを着ていることが多かったのだが、努めて色っぽい装いをするようになった。
まずスカートを穿くようになった。丈もだんだん短くなっていった。胸元が大きく開いたタンクトップやブラウスを着るようになった。全体的に露出度がアップしていったのだ。
しかも、装いがセクシーさを増すのに反比例して、より恥じらいを露にするようになっていった。スカートが乱れて下着が見えそうになると慌てて裾を押さえるし、胸元も見えすぎないよう常に注意している。私が下着を覗こうとしたり、胸の谷間へ手を差し入れようとしたら本気で顔を赤らめ拒絶する。あまりのリアルさに(本当に演技か?)と、いぶかしく思うことがしばしばだった。

久美の名演技を堪能していた私だったが、それでも心のどこかには不満がくすぶっていた。久美の振る舞いはあくまでも演技であって、本当に寝取られたわけではない。焦らされたりはしても、久美を抱けることに変わりはない。(本当に寝取られたい! 久美にセックスを完全拒否されたい!)そんな欲求が高まってくるのに時間は掛からなかった。

久美もそんな私の心情を見透かしているようだった。私は確信した。久美が本気で不倫を考えてると…。確たる根拠はない。単なる直感だ。言葉にしなくても、その辺りのことは互いに分かる。いわゆる阿吽の呼吸だ。

その時からだった。私達が真の寝取られ夫婦への道を歩み出したのは。後悔することは分かっていたが、もう引き返すことは出来なかった。

それから半月もしないうちに、久美には男の影が漂い始めた。具体的に何かが変化したわけではなく、確証を掴んだわけでもなかったが、(久美には男が出来た)と確信した。

無論、私自身が望んだことなのだから、問い詰めるなどという野暮な真似はしない。ただただ成り行きを見守るだけだ。展開は予想よりも早かったが、モテるタイプである久美がその気になれば早晩、男が出来ることは分かっていた。共働きである上、営業職に就いている久美は、必然的に男性と知り合う機会も多い。恐らく、今までも誘惑は数多かったに違いない。久美の方からガードを緩めれば、あっという間に男女の関係へと進展するのは当然だった。

しかし、久美の態度は以前と変わらず、不倫に走ったことをあからさまにはしなかった。相変わらず「演技」を続けてくれている。変化したことといえば、不倫を隠すような演技が加わったことくらい。思うに(本当に寝取られてしまったら、耐えられなくなりそう)という私の言葉に配慮してくれたのだろう。あくまで夫婦関係のスパイスとして「不倫を演じる」という形に徹してくれているのだと、私なりに解釈した。
ならば詮索する必要などない。私は騙されているフリを続けることにした。公認ではなく黙認。そう、私は久美の不倫に対して暗黙の了解を与えることにしたのだ。

とはいえ、久美の不倫相手がどんな人間かは気になる。嫉妬心が沸くというのももちろんあるが、それ以上に思わぬトラブルに巻き込まれないかと気掛かりなのだ。
が、その点に関しても一切詮索しないと心に決めた。久美はおとなしそうに見えて、男心を手玉に取る術は心得ている。数々の恋愛遍歴を経ているということは、それなりに修羅場もくぐって来ているということ。男女間のトラブルに対処するスキルは充分身につけている。任せておいて間違いないと判断した。

最大の心配は久美が私のもとから去っていってしまうことだったが、それについても大丈夫だと、私の中で結論付けた。不倫は不倫であるがゆえに燃える。そのことを分かってる久美は、敢えて不安定な不倫関係を継続し続けるだろう。相手の男性にしても、人妻を寝取るからこそ興奮するのだ。完全に自分のものにしてしまっては醍醐味が失われる。
いずれも勝手な解釈だ。だが、それ以上心配しても仕方ない。寝取られにはリスクは付き物。トラブルが起きれば、その時に考えればよい。なるようになるしかない。私はそう肚を決めた。

日が経つにつれ、久美の身辺には具体的な変化が現れ始めた。残業や接待と称して深夜に帰宅することが多くなった。以前から同様のことはあったが、明らかに頻度が増した。特に週末は必ずと言っていいくらい、アフターファイブの予定を入れるようになった。

夜半、疲れた顔で帰宅した久美は、すぐ浴室へ向かう。(不倫相手との行為で汚れた身体を洗うためか、いやいや、それならホテルで既にシャワーは浴びてる筈。風呂上がりの匂いをごまかすため、敢えて二度目の入浴をしているのか…) シャワーのしぶきが飛び散る音を聞きながら、私は妄想を逞しくする。

風呂から上がってきた姿も、以前とは少し変わった。以前なら下着姿のまま、リビングに戻ってくることも多かったが、この頃から下着姿を露にすることはほぼなくなった。Tシャツなりバスローブなり、簡素な部屋着ではあるが、しっかり身体に纏うようになった。

かといって、完全に素肌を覆い隠したりはしない。胸の谷間や太股の付け根を、ちらちらと覗かせている。ほのかな石鹸の香りと、私を挑発?するような仕草に誘われた私は、狂おしいまでの嫉妬心とも相まって、堪らなく久美の身体が欲しくなる。久美を抱き寄せても「まだダメ…」と、すぐには応じてくれない。さんざん焦らされた挙句、ようやく寝室で抱ける段になっても「お願い、電気を消して…」。部屋を暗くしなければ、セックスに応じてくれなくなった。(前は明るくても応じてくれたのに…) 私の心に疑念が生じる。(あちこちにキスマークがあるから身体を見せられないのか?) 見知らぬ不倫相手に抱かれた直後であろう久美と交合を重ねた。いや、犯しまくった。

ヘアスタイルやファッションも微妙に変化してきた。清楚な中にも、セクシーさを強調した色使いやデザインが少しずつ加わるようになった。男の好みなのだろう。世間一般の旦那なら気付かないであろう僅かな変化でも、最高感度でアンテナを張っている私にはすぐ分かる。妻が見知らぬ男の色に染められてゆくのを間近に見ながら、ひとり嫉妬と興奮に悶えた。

ここまでなら、単に久美の巧妙な演技だと見なすことも出来ただろう。不倫相手は私の意識の中にしか存在しない勝手な妄想だと、考えることも出来た。徐々に制約が増えてきたとはいえ、久美との肉体関係も続いていた。表面上、私達の夫婦関係にはまだ大きな変化は現れてなかったのだ。
しかし間もなく、不倫の決定的証拠を見つけることになる。





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tag : 寝取られマゾ萌えた体験談

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