静乃と新治第七部 ~プロローグ
今朝聞いたんだけど麻里さんとうとう妊娠したみたい。
まだ二ヶ月だけどね。
これで麻里さん、夜伽もしばらくお休みね。
静乃は車を運転している夫…新治にそう言った。
今日は二人とも非番でドライブがてら、石橋家の所有する温泉保養所に向かっていた。
静乃は兵器開発と販売を営んでいる石橋コンツェルンのメイド兼、当主である石橋龍之介の護衛担当且つ、愛人である。
夫の新治は石橋家の運転手。
静乃が龍之介の愛人であることを知りながら結婚した寝取られマゾだ。
石橋家には静乃の他に40名ほどのメイドがいる。
その中で護衛を担当する者は30名程度。
夜伽も30名ほどが数名づつ交代で行うが、護衛担当だからと言って必ずしも夜伽も担当するとは限らないし、逆もまた然りである。
夜伽担当になってある年齢…30代前半になると龍之介の子供を宿すことを願い出られる。
龍之介の許可が降りればピルの服用をやめ、排卵日に合わせて夜伽に参加し、龍之介の子供を授かる。
龍之介の子供を授かると「奥様」として石橋家に迎えられる。
現在までに3人の「奥様」が誕生し、育児に勤しんでいた。
26歳で結婚した静乃も、もう29歳になった。
そろそろ子供を意識する年頃である。
そっか。
わかっていることとは言え僕としては拓郎さんの気持ちを思うと複雑だな。
新治前を見て運転しながらそうつぶやく。
拓郎とは麻里の夫だ。
やはり寝取られマゾである。
そうね。
いくら寝取られマゾと言っても奥さんが実際他の男性の子供を産むとなると、毎日母の姿を見せつけられるわけだしね。
しかもその子の父親兼執事役をずっと続けなくてはならないわけだし…
私も2、3年したら妊娠を願い出るつもりでいるけど、もし新治さんが嫌なら…その…
まだ二ヶ月だけどね。
これで麻里さん、夜伽もしばらくお休みね。
静乃は車を運転している夫…新治にそう言った。
今日は二人とも非番でドライブがてら、石橋家の所有する温泉保養所に向かっていた。
静乃は兵器開発と販売を営んでいる石橋コンツェルンのメイド兼、当主である石橋龍之介の護衛担当且つ、愛人である。
夫の新治は石橋家の運転手。
静乃が龍之介の愛人であることを知りながら結婚した寝取られマゾだ。
石橋家には静乃の他に40名ほどのメイドがいる。
その中で護衛を担当する者は30名程度。
夜伽も30名ほどが数名づつ交代で行うが、護衛担当だからと言って必ずしも夜伽も担当するとは限らないし、逆もまた然りである。
夜伽担当になってある年齢…30代前半になると龍之介の子供を宿すことを願い出られる。
龍之介の許可が降りればピルの服用をやめ、排卵日に合わせて夜伽に参加し、龍之介の子供を授かる。
龍之介の子供を授かると「奥様」として石橋家に迎えられる。
現在までに3人の「奥様」が誕生し、育児に勤しんでいた。
26歳で結婚した静乃も、もう29歳になった。
そろそろ子供を意識する年頃である。
そっか。
わかっていることとは言え僕としては拓郎さんの気持ちを思うと複雑だな。
新治前を見て運転しながらそうつぶやく。
拓郎とは麻里の夫だ。
やはり寝取られマゾである。
そうね。
いくら寝取られマゾと言っても奥さんが実際他の男性の子供を産むとなると、毎日母の姿を見せつけられるわけだしね。
しかもその子の父親兼執事役をずっと続けなくてはならないわけだし…
私も2、3年したら妊娠を願い出るつもりでいるけど、もし新治さんが嫌なら…その…
私たちの関係を「普通の夫婦」にしても良いのよ。
静乃と新治は結婚して3年になるが、いまだに性交渉はない。
龍之介の愛人とはいえ特に他の男との性交渉を禁じられているわけではないが、静乃の龍之介に対する義理立て…
つまり龍之介への愛情から、結婚する際、新治と「新治から静乃に性交渉を求めない」と取り決めたのだ。
新治は童貞であった。
最初は龍之介への義理立てから新治との性交渉を拒んだ静乃だったが、
徐々に新治への愛が深まり、今では新治との性交渉に抵抗感はなくなっていた。
いまだに新治との性交渉に至っていないのは、もっぱら新治の「寝取られマゾ」としての性癖を満足させるためである。
新治が一度も挿入を果たしていない妻の膣奥に、他の男は遠慮なく精を放出している…
寝取られマゾ夫にとっては最も萌えるシチュエーションである。
龍之介とのセックスの後、静乃は性器を拭わずパンティを穿く。
何故なら翌日そのパンティを穿いたまま、新治に顔面騎乗をするためである。
新治は龍之介の精と静乃の淫水が染み込んだパンティの匂いを嗅がされながら、自慰を強要されるのを事の他悦んだ。
ほらほら!童貞寝取られマゾのあなたのために、今日も拭かないでパンティ穿いてきてあげたんだからね!
包茎寝取られマゾのあなたは女の中で射精することなんて一生出来ないの。
今日も私と御主人様に感謝しながら自分の手でシコッて惨めに果てなさい!
両手で乳首を弄びながらそう言葉責めをしてやると、新治はすぐに果ててしまう。
…まじめな話をしているのに、変なこと考えているでしょ?
静乃からの提案に淫らな妄想をしてしまった新治。
その結果、股間が盛り上ってしまったのを静乃に目ざとく発見される。
そ、そんなことないよ!
静乃さんと結ばれたいとずっと思っているよ!
新治は慌てて取り繕った。
疑いの眼で新治の顔を除き込んでいる静乃の視線は気づかないふりをした。
そうこうしているうちに車は山道に入っていく。
石橋家の所有する温泉保養所が建っている周囲3キロは全て石橋家の私有地だ。
向かう山には石橋家の温泉保養所しかない。
それは主にセキュリティの観点からだが、混浴の大きな露天風呂から見える景色は全て私有地なので
覗かれる心配なしにのびのびと風呂に入れるところが、静乃も新治も気に入っていた。
山道を走ること15分。
車は保養地の門をくぐる。
出迎えたのはここの女将だ。
静乃ちゃん新治さんいらっしゃい。
穏やかに微笑みながらそう挨拶する初老の女将。
こんにちは。
また来ちゃいました。
静乃と新治も車から降り挨拶する。
その間に若い荷物番が車のトランクから荷物を出し、手際よく部屋へと運ぶ。
静乃ちゃん。
ちょっと良いかしら?
いつもなら二人で部屋に通され、浴衣に着替えて温泉に行くのだがこの日は違った。
どうかしましたか?
静乃は女将に呼ばれて受付の奥へと消えた。
新治様、少し時間がかかるやも知れません。
部屋に行かれて温泉に入りながらお待ちしては如何でしょうか?
受付にいた番頭から新治はそう勧められた。
あっ!ええ。
静乃様が出て来られたらその旨お伝えしておきます。
上品にそう言って微笑む番頭。
だが暗に人払いを示唆していた。
静乃と新治は結婚して3年になるが、いまだに性交渉はない。
龍之介の愛人とはいえ特に他の男との性交渉を禁じられているわけではないが、静乃の龍之介に対する義理立て…
つまり龍之介への愛情から、結婚する際、新治と「新治から静乃に性交渉を求めない」と取り決めたのだ。
新治は童貞であった。
最初は龍之介への義理立てから新治との性交渉を拒んだ静乃だったが、
徐々に新治への愛が深まり、今では新治との性交渉に抵抗感はなくなっていた。
いまだに新治との性交渉に至っていないのは、もっぱら新治の「寝取られマゾ」としての性癖を満足させるためである。
新治が一度も挿入を果たしていない妻の膣奥に、他の男は遠慮なく精を放出している…
寝取られマゾ夫にとっては最も萌えるシチュエーションである。
龍之介とのセックスの後、静乃は性器を拭わずパンティを穿く。
何故なら翌日そのパンティを穿いたまま、新治に顔面騎乗をするためである。
新治は龍之介の精と静乃の淫水が染み込んだパンティの匂いを嗅がされながら、自慰を強要されるのを事の他悦んだ。
ほらほら!童貞寝取られマゾのあなたのために、今日も拭かないでパンティ穿いてきてあげたんだからね!
包茎寝取られマゾのあなたは女の中で射精することなんて一生出来ないの。
今日も私と御主人様に感謝しながら自分の手でシコッて惨めに果てなさい!
両手で乳首を弄びながらそう言葉責めをしてやると、新治はすぐに果ててしまう。
…まじめな話をしているのに、変なこと考えているでしょ?
静乃からの提案に淫らな妄想をしてしまった新治。
その結果、股間が盛り上ってしまったのを静乃に目ざとく発見される。
そ、そんなことないよ!
静乃さんと結ばれたいとずっと思っているよ!
新治は慌てて取り繕った。
疑いの眼で新治の顔を除き込んでいる静乃の視線は気づかないふりをした。
そうこうしているうちに車は山道に入っていく。
石橋家の所有する温泉保養所が建っている周囲3キロは全て石橋家の私有地だ。
向かう山には石橋家の温泉保養所しかない。
それは主にセキュリティの観点からだが、混浴の大きな露天風呂から見える景色は全て私有地なので
覗かれる心配なしにのびのびと風呂に入れるところが、静乃も新治も気に入っていた。
山道を走ること15分。
車は保養地の門をくぐる。
出迎えたのはここの女将だ。
静乃ちゃん新治さんいらっしゃい。
穏やかに微笑みながらそう挨拶する初老の女将。
こんにちは。
また来ちゃいました。
静乃と新治も車から降り挨拶する。
その間に若い荷物番が車のトランクから荷物を出し、手際よく部屋へと運ぶ。
静乃ちゃん。
ちょっと良いかしら?
いつもなら二人で部屋に通され、浴衣に着替えて温泉に行くのだがこの日は違った。
どうかしましたか?
静乃は女将に呼ばれて受付の奥へと消えた。
新治様、少し時間がかかるやも知れません。
部屋に行かれて温泉に入りながらお待ちしては如何でしょうか?
受付にいた番頭から新治はそう勧められた。
あっ!ええ。
静乃様が出て来られたらその旨お伝えしておきます。
上品にそう言って微笑む番頭。
だが暗に人払いを示唆していた。